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お知らせ民族自然誌研究会

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【民族自然誌研究会トップへ】

日程 テーマ 発表タイトル 発表者
2024.1.20 第105回例会【ヤマチャの民族自然誌】 「九州山地椎葉村におけるヤマチャの生存と利用」 磯田真紀(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科/JICA横浜)
「タイ国北部のヤマチャをめぐる民族間関係」 片岡 樹(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)
「ヤマチャと番茶」 中村羊一郎(静岡市歴史博物館)
2023.10.7 第104回例会
【変わりものから見る日本の稲作】
「在来種『山田穂』に由来する兵庫県の酒米品種の分布と変遷」 池上勝(兵庫県立農林水産技術総合センター酒米試験地)
「文献史料からみた、近代以前の稲作」 福嶋紀子(松本大学基礎教育センター)
「香り米・赤米・黒米 ― 変わりものの品種たち」 猪谷富雄(龍谷大学里山学研究センター)
2023.7.8 第103回例会
【日本で栽培化された植物】
「わさびの日本史」 山根京子(岐阜大学応用生物科学部)
「ところの起源」 夏目 俊(岩手生物工学研究センター)
寺内良平(京都大学農学研究科)
2023.4.22 第102回例会
【農地全筆調査の意味】
「全体と個 ― すべてを見ることの意義」 河野泰之(京都大学東南アジア地域研究研究所)
「東北タイ・ドンデーン村1980年代の稲作」 宮川修一(岐阜大学名誉教授)
「筆ごとの調査からわかる農地の間接的価値――ラオスと日本の事例」 広田勲(岐阜大学応用生物科学部)
2023.1.22 第101回例会
【園芸の民族自然誌 — 園芸文化を継ぐ人々】
「植物だらけの65年」 森和男(東アジア野生植物研究会
「種子取り放浪60年」 山口清重(シデコブシの会)
2022.10.1 第100回例会【ミャンマーの農業多様性と在来作物】  「ミャンマーの風土が育む農業多様性」 入江憲治(東京農業大学農学部 国際農業開発学科)
「ミャンマーで利用される多様なアブラナ野菜」 吉田沙樹(東京農業大学農学部 生物資源開発学科)
「ミャンマーの、特に山地で伝統的に利用される有用植物」 河瀬眞琴(東京農業大学農学部 農学科)
2022.7.31 第99回例会
【鴨川流域の自然と文化のつながり】
「鴨川の自然利用 ― 近世鴨川・雲ケ畑の鮎と朝廷への献上」 東 昇(京都府立大学文学部)
「鴨川流域の産物 ― 運搬手段との関係において」 中村 治(京都府立大学特任教授)
「鴨川の文化 ― 河原利用文化の歴史的変遷」 鈴木康久(京都産業大学現代社会学部)
「鴨川流域の自然 ― 水生動物の暮らしと人のつながり」 竹門康弘(京都大学防災研究所)
鴨川自然誌実習「ごり押し漁体験+ごりの分布調査」 竹門康弘
2022.4.16 98回例会
【石清水八幡宮の社叢の果たす役割】
石清水八幡宮の歴史 田中朋清(石清水八幡宮権宮司)
石清水八幡宮の社叢 渡辺弘之(京都大学名誉教授)
本殿参拝と境内(社叢)の見学  
2020.2.8 97回例会
【モチの文化誌】
「モチの文化誌」 阪本寧男(京都大学名誉教授)
2019.10.19 96回例会
【竹笹の開花枯死は人々の生活にどのような影響を及ぼすのか】
60年前のマダケの全国的な開花枯死は日本の竹産業界に何をもたらしたか 内村悦三(前富山中央植物園園長)
21世紀に入って北山全域で開花枯死したチュウゴクザサが京都のササ文化に与えた影響とは 貫名涼(京都大学大学院地球環境学堂)
なかなか咲かないモウソウチクはどのような植物なのか 井鷺裕司(京都大学大学院農学研究科)
2019.7.20 95回例会
【農村における水力活用の歩みと展望】
日本における水車の技術史 瀧本裕士(石川県立大学)
日本農村の電化とその利用 ― コミュニティと産業振興の視点から 西野寿章(高崎経済大学)
タンザニアにおける小型水力発電の歩み 黒崎龍悟(高崎経済大学)
2019.4.20 94回例会
【栽培植物の伝播を寄生菌で追跡する】
栽培植物の伝播を寄生菌で追跡する 加藤肇(神戸大学名誉教授)
イネ ー いもち病菌相互作用の一端 寺内良平(京都大学農学研究科)
イネ科植物いもち病菌の菌群分化機構 土佐幸雄(神戸大学農学研究科)
2019.1.26 第93回例会
【種子とヒトの関係を考える】
遺伝資源は誰のもの?―結果を出した育種過程からの証言 河野和男(元神戸大学、国際熱帯農業研究センター)
日本のインフォーマルアクターによる自家採種について―伝統的農家・有機農家・ライフスタイル農家の母本選抜、交雑対策と価値観の比較 河合史子(オーストラリア国立大学博士課程)
自然農法から見た品種改良について―技術面と社会面の両面から 岩石真嗣(自然農法国際研究開発センター普及部部長・理事長)
2018.11.10 第92回例会
【京都・きのこ・菌従属栄養植物】
京都のアマチュアのきのこ活動 森本繁雄(幼菌の会/関西菌類談話会/元・小学校教員)
京大生のきのこ活動 佐藤博俊(京都大学大学院人間・環境学研究科)
光合成をやめた植物『菌従属栄養植物』のしたたかな生存戦略 末次健司(神戸大学大学院理学研究科)
2018.7.28 第91回例会
【日本の山村に雑穀栽培をもとめて】
日本の山村に雑穀栽培をもとめて 阪本寧男(京都大学名誉教授)
2018.1.20 第89回例会
【木かげの民族自然誌 ― 茶・コーヒー・カカオのアグロフォレストリー】
「雑木林」でお茶を育てる ― タイ北部の嗜好品「ミアン」生産を事例に 佐々木綾子(日本大学)
手をかけないコーヒー栽培が育む森 ― パナマ農村の事例から 藤澤奈都穂(京都大学)
意図しない多様性 ― カメルーン東南部熱帯雨林におけるカカオ栽培 四方篝(京都大学)
2017.10.14 第88回例会
【アジアの海藻をめぐる民族自然誌】
日本の海藻文化―神代への旅 濱田 仁(元・富山大学)
古人骨から見た韓半島南部と日本の交流―原三国時代と三国時代を例として 橋本裕子(京都大学医学研究科)
東南アジアの海藻とその利用―ベトナムやタイの事例から 筒井 功(国際農林水産業研究センター)
2017.4.15

 

第86回

 【ござ、筌(うけ)、箕(み)、笠(かさ)、バスケット ― 編組品とその植物素材】

 

 西表島の手わざ  星公望(星工房、民具製作指導)
 南九州・東南アジア照葉樹林帯の竹の民具  川野和昭(南方民俗文化研究所主宰)
 6種の組織構造に基づくかご類の分類  関島寿子(かご製作者、多摩美術大学客員教授)
2017.1.28

第85回

【京都の火をめぐる民族自然誌】

伝統行事『京都五山送り火』の形態と祭祀組織に関する研究 藤井基弘(京都大学大学院地球環境学舎OB)
「鞍馬の火祭」「竹伐り会式」と鞍馬寺 鈴木敏昭(元・京都府立高校教員、元・同志社大学非常勤講師)
松上げ 深町加津枝(京都大学大学院地球環境学堂)
2016.10.15

 第84回

【比叡山の民族自然誌】

 比叡山から発信する言葉 小堀光實(比叡山延暦寺執行)
 山修山学のやまの森のなりたちと、200年さきの展望 土屋和三(龍谷大学文学部)

 エクスカーション:天梯権現山のブナ林

礒村良定(比叡山延暦寺)、武円超(比叡山延暦寺)、藤戸政博(元ガーデンミュージアム比叡)

比叡山の森林経営 礒村良定(比叡山延暦寺総務部、延暦寺一山無量院住職)
天然記念物比叡山野生鳥類蕃殖地の保全 ― 多彩な音風景の再生に向けて 高柳敦(京都大学農学部)
山とひとの関わりについて 飛山龍一(農林漁業信用基金総括理事、前・林野庁東北森林管理局長)
2016.6.25

第83回

栽培植物の起源を探る旅

西アフリカのヤムイモに魅せられて 寺内良平(京都大学農学部)
ムギ農耕のふるさとを訪ねて ― イラク、イラン、トルコ 阪本寧男(京都大学名誉教授)
2016.4.23

第82回

アジアの発酵文化の広がり

アジア・ヒマラヤの納豆文化の広がり  横山 智(名古屋大学大学院環境学研究科)
乾燥地の発酵文化 平田昌弘(帯広畜産大学地域環境学研究部門)
東南アジアの餅麹に用いる植物―唐辛子利用の広がり 山本宗立(鹿児島大学国際島嶼教育研究センター)
東インドネシアにおけるヤシ花序液の発酵飲料 廣瀬崇幹(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
2016.1.30

第81回

マングローブをつかい・まもる

マングローブと人との関わり 田淵隆一(森林総合研究所)
インドネシアのマングローブ域における真珠養殖 古川文美子(神戸大学人間発達環境学研究科)
アンダマン海マングローブ域の沿岸漁業 藤岡義三(水産総合研究センター増養殖研究所)
2015.10.17

第80回

【本草書・農書にたどる近世日本の学者たちの視線】

雑草・悪人の代名詞「莠」とはどんな植物か 三浦励一(龍谷大学農学部)
儒者と本草学―江戸前半期の京都を中心に 太田由佳(国立科学博物館協力研究員)
近世農書に見る中国農書の土壌分類 堀尾尚志(神戸大学名誉教授)
2015.7.18

第79回

【トチノキをめぐる社会生態誌―滋賀県高島市朽木を事例に】

 

滋賀県朽木地域におけるトチノキ巨木林の立地環境 手代木功基(総合地球環境学研究所)
トチ餅づくりを支える超地域的なトチノミ利用ネットワークの形成 八塚春名(日本大学)
生きたトチノキを活かす地域づくり活動の展開過程 飯田義彦(国連大学サステイナビリティ高等研究所OUIK)
2015.4.25

第78回

【サラソウジュ林文化の諸相】

ムンダ人の農耕文化とサラソウジュ林文化 長田俊樹(総合地球環境学研究所名誉教授)
ネパールにおけるサル・バター生産地域の推移と消滅 八木浩司(山形大学)
インド古典文学・仏典に見るサラソウジュ 後藤敏文(国際仏教学大学院大学)
2015.1.24

第77回

【アジア・アフリカにおけるヒトとタケ】

モウソウチク林を栽培した時代から繁殖する現在にみる日本人のタケ利用 岩松文代(北九州市立大学文学部)
ラオス北部におけるタケの焼畑と竹利用 広田勲(名古屋大学生命農学研究科)

タンザニアにおけるタケの分布と利用

伊谷樹一(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「タケの一斉開花枯死と地域社会―タンザニアの事例から 原子壮太(京都大学大学院アフリカ地域資料センター)
2014.10.18

 

第76回

【夢の民族自然誌―睡眠文化研究からのアプローチ】

 民族自然誌としての「睡眠文化」

 重田眞義(京都大学)
 夢の民族誌の可能性―パプアニューギニアの事例から  豊田由貴夫(立教大学)
 夢と/の人類学―南北スーダン国境近くのガムク社会を事例に  岡崎 彰(一橋大学)
2014.7.12

第75回

【紅く染める】

工芸素材としてのラック 北川美穂(工藝素材研究所)
ラック色素とセラック樹脂の工業利用 水谷均(株式会社岐阜セラツク製造所)
熱帯アジア農山村でのラック生産と利用 竹田晋也(京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科)
2014.4.19

第74回

【山菜、樹木野菜の多面的利用―長野・ブータン・エチオピアの事例から】

山菜・キノコの利用からみる山の使い方―長野県栄村秋山郷の事例から 井上卓哉(富士市立博物館)
ブータン王国で食用利用される野生植物 松島憲一(信州大学農学研究科)
エチオピア半乾燥地帯における樹木作物モリンガの利用と飲酒文化 砂野唯(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
2014.1.25

第73回

【なりわい生態系として考えるアラブ社会】

 

 

サハラ・オアシスのナツメヤシ農業と水問題 石山俊(総合地球環境学研究所)
乾燥地サンゴ海域の漁撈文化 中村亮(総合地球環境学研究所)
紅海西岸ドンゴナーブ湾のジュゴンの生態と海洋保護区 市川光太郎(総合地球環境学研究所)
ヒトコブラクダの採食行動とヒルギダマシ林の分布動態 縄田浩志(秋田大学/総合地球環境学研究所)
 2013.10.26  

第72回

【ミャンマーの民族自然誌―知られざる植物利用】

  
ビルマのタナッカー ― 樹皮を使った化粧と美容 土佐桂子(東京外国語大学)
ビルマにおけるウルシ樹液の採取活動 ― 技術、制度、生活 谷祐可子(東北学院大学)
ビルマのタバコとシャンのタナペッ ― ミャンマー煙草事情 松田正彦(立命館大学) 
2013.7.20

第71回

【シロアリ塚の民族自然誌】

 

キノコシロアリの生態と塚の構造 山田明徳(東京工業大学大学院・生命理工学研究科)
ナミビアの半乾燥地における人びとのシロアリ塚利用 山科千里(京都大学アフリカ地域研究資料センター)
タイ・ラオスのシロアリ塚と産米林農業 宮川修一(岐阜大学応用生物科学部)
2013.4.20

 

 

第70回

今を生きる高知の山村―大豊町怒田集落より】

 

 

集落の変遷と今日の取り組み 市川昌広(高知大学農学部)
 集落から見た林業 松本美香(高知大学農学部)
 集落を継続させてきた知恵 氏原 学(大豊町怒田在住)
2013.1.26

第69回

【高所住民より我々は何を学べるか―健康とQOL】

「身体に刻み込まれた環境問題―低酸素適応と糖尿病アクセル仮説」 奥宮清人(総合地球環境学研究所)
「高所住民と栄養」 木村友美(京都大学東南アジア研究所)
「高所住民とうつ」  石川元直(東京女子医科大学東医療センター内科)
2012.10.27  

 

第68回

 

【「飽食時代」の救荒食―グローバル化する世界を生き抜くために】

 

  
 「主食から救荒食へ―サヘル地域の植物利用」  石本雄大(総合地球環境学研究所)
 「地獄と恩人のはざま―奄美・沖縄のソテツ食をめぐって」  安渓貴子(山口大学)
 「救荒食から特産品へ―滋賀県朽木におけるトチノミ利用の変容」  藤岡悠一郎(近畿大学)
2012.7.21

第67回

【森の牛が住む里―ブータン・アルナーチャルの民族自然誌】

「Monと'Brog―東ヒマラヤ・チベットの土地と『民族』の認識について」 月原敏博(福井大学教育地域科学部)
「ブータンの森とミタン―東ヒマラヤにおけるもうひとつの交雑家畜利用」 川本芳(京都大学霊長類研究所)
「自然をよむ―アルナーチャルにおける農事暦と在来知識」 トモ・リバ(ラジブ・ガンディー大学地理学科)
小坂康之(総合地球環境学研究所)
2012.4.21 第66回
【ボルネオのヒゲイノシシ、動物と人々】
「ボルネオの一斉結実とヒゲイノシシ」 鮫島弘光
(京都大学東南アジア研究所)
「食からみるボルネオの人と動物」 加藤裕美
(総合地球環境学研究所・日本学術振興会特別研究員)
「プナンのイノシシ猟―人、動物、カミの交渉」 奥野克巳
(桜美林大学)
2012.1.21 第65回
【研究者による展示実践、その意義と可能性】

「研究をメタ認知する機会としての展覧会―ラオスからインドネシアへ」

落合雪野
(鹿児島大学総合研究博物館)
「触媒としての研究者―トナカイプロジェクトの経験から考えること」 高倉浩樹
(東北大学東北アジア研究センター)
「国際連携展示『百年來的凝視』を通じて考えたこと」 野林厚志
(国立民族学博物館)
2011.10.22 第64回
【サンゴ礁漁民の民族自然誌―生業転換と商品化】
「小規模漁業に生きる人びと―沖縄・佐良浜を事例として」 高橋そよ
(沖縄大学地域研究所、特別研究員)
「水産資源の稀少化と環境問題化―フィリピンのナマコ漁民の対応を中心に」 赤嶺淳
(名古屋市立大学)
「マダガスカルの漁民の創意」 飯田卓
(国立民族学博物館)
2011.4.23 第63回
【アフリカから「半栽培」を考える―現代社会における人と植物の関わり】
「マルーラ(Sclerocaryabirrea)の半栽培をめぐる社会関係とその変遷―ナミビア北中部の農牧社会の事例より」 藤岡悠一郎
(日本学術振興会特別研究員(PD)、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「ニセゴマ(Ceratothecasesamoides)がつなぐ社会―タンザニアのサンダウェ社会における人と植物のかかわり」 八塚春名
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科非常勤研究員)
「誰がシアナッツ(Vitellariaparadoxa)を採集するのか―半栽培の換金作物の採集をめぐる、権利、ルール、占有行為と女性生計」 友松夕香
(東京大学農学生命科学研究科博士課程)
2011.1.22 第62回
【ミルクの有る牧畜vsミルクの無い牧畜】
「ミルクの有る牧畜―アジア大陸乾燥地帯の事例から」 平田昌弘
(帯広畜産大学)
「ミルクの無い牧畜―ペルーアンデス高地の事例から」 稲村哲也
(愛知県立大学)
2010.10.23 第61回
【茶をめぐる生業と交易】
「タイ北部における後発酵茶生産を軸とした生業と林地利用」 佐々木綾子
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「茶をめぐる社会関係の人類学的考察―ミャンマーの茶生産、流通、消費を事例として」 生駒美樹
(東京外国語大学)
「東ユーラシア交易史における茶―チベット高原を軸に」 上田 信
(立教大学文学部)
2010.7.24 第60回
【さまざまな里山維持のかたち―「研究」を超えて】(仮題)
「能登半島の里山里海の現状、問題点と金沢大学の活動」 中村浩二
(金沢大学環日本海域環境研究センター長)
「くらしの森づくりに向けて―滋賀県での焼畑の試み」(仮題) 黒田末寿
(滋賀県立大学人間文化学部)
「アジアの水田文化圏の自然」 大西信宏
(京都学園大学バイオ環境学部)
2010.4.24 第59回
【世界を変えたスパイス、唐辛子】
「トウガラシ研究事始―中南米のトウガラシ利用」 山本紀夫
(国立民族学博物館名誉教授)
「エチオピアのトウガラシ利用」 山本雄大
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「アジアの唐辛子―起源地の中南米から遠く離れたアジアへ」 山本宗立
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
2010.1.30 第58回
【極限環境の生態人類学―「生きにくい」環境を豊かに生きる】
「乾燥地と人類―アフリカからの視点」 池谷和信
(民族学博物館)
「微妙な寒さを利用する!―極北での飲料水と漁業活動」 高倉浩樹
(東北大学 東北アジア研究センター)
「熱帯雨林は人類にとって生きにくい環境か?」 市川光雄
(京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科)
2009.10.24 第57回
【アフリカで育ったアジアのわざ―マダガスカルの農業】
「作物生産と森林保護の対立―タナラ族の焼畑・水田複合営農の課題と方向性」 辻本泰弘
(京都大学大学院農学研究科博士後期課程)
「マダガスカルの農具のアジア的性格」 原野耕三
(奄美文化財団/原野農芸博物館)
「アジア稲作の重層化―『マレー型稲作』の到来から『日本型稲作』の導入まで」 田中耕司
(京都大学地域研究統合情報センター)
2009.7.25 第56回
【民族生物学の守備範囲(あるいは攻撃布陣)】
「アンデスのラクダ科動物との関係から考えるジャガイモの栽培化」 大山修一
「エチオピア南西部における『コーヒーの森』の利用と森林植生への影響」 伊藤義将
「彩(いろどり)がつながる―トルコ絨毯生産村における染色技術と知識をめぐって」 田村うらら
「ヒゲイノシシによって育まれた社会関係―ボルネオ島中央部の事例」 加藤裕美
2009.4.25 第55回
【台湾原住民の民族自然誌】
「台湾原住民プユマの謎の動物たち」 蛸島直
(愛知学院大学文学部)
「台湾独自の小穀類タイワンアブラススキの民族植物学」 竹井恵美子
(大阪学院大学流通科学部)
「台湾原住民の栽培作物の商品化―パイワンの事例を中心にして」 林麗英
(民族学博物館)
2009.1.24 第54回
【西南中国・三江並流地域の人と自然―揚子江・メコン川・サルウィン川上流域】
「シャングリラの牧畜」 山口哲由
(京都大学地域研究統合情報センター)
「三江並流地域の山と暮らし」 小林尚礼
(山岳写真家)
「怒江流域の植物」 吉田外司夫
(植物写真家)
2008.10.25 第53回
【氾濫原の民族自然誌―アジア・アフリカ地域間比較研究の試み】
「インド、ブラマプトラ川氾濫原の稲作―アッサム州東部の天水田地域の事例」 浅田晴久
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「カンボジア・トンレサップ湖氾濫原の植生と地域住民の暮らし」 荒木祐二
(東京大学アジア生物資源環境研究センター)
「南部アフリカ・ザンベジ川氾濫原におけるロジの生業と社会」 岡本雅博
(総合地球環境学研究所)
2008.7.19 第52回
【ビルマの唯事(ただごと)―周縁山地の自然と人々】
「ミャンマーの植物多様性とインベントリー」 田中伸幸
(高知県立牧野植物園)
「茶とケシと山地少数民族」 吉田実
(元JICA専門家)
「ナガ・ニューイヤー・フェスティバルに集う人びと―ジュズダマ属植物の利用に関する一視点」 落合雪野
(鹿児島大学総合研究博物館)
2008.4.26 第51回
【雑草とのつきあいから生まれる風景】
「日本の水田畦畔―形・役割・雑草防除」 徐錫元
(バイエルクロップサイエンス株式会社)
「ラオスにおける水田雑草の利用」 小坂康之
(京都大学東南アジア研究所)
「都市の景観における「雑草」の意味と役割」 前中久行
(大阪府立大学生命環境科学研究科)
2008.1.26 第50回
【エスノバイオロジーの可能性】
「渚の民族生物学―フィリピンからの報告」 辻貴志
(国立民族学博物館)
「人はなぜキノコに魅せられるのか?―民族菌類学からのアプローチ」 齋藤暖生
(東京大学)
「ラフィアヤシの民族植物学―ギニア共和国熱帯雨林地域の事例から」 伊藤美穂
(京都大学)
2007.10.27 第49回
【暮らしに生きるラオスの芸能】
「ラオスのオブジェクトシアター一座との作品創作、パフォーマンス活動を通してみたラオス人の身体感覚・感性」 あさぬまちずこ
(マイミスト)
「ラオス・モング族の語りと音の世界」 安井清子
(文筆業)
「南ラオスの語り歌『ラム』に見る地域の暮らし・自然・歴史―歌詞全訳の試みとケーン(ラオス笙)伴奏の経験から」 虫明悦生
(在地研究者)
2007.7.21 第48回
【薬と医療の民族自然誌】
「『わたしの薬』―狩猟採集民バカ・ピグミーの医療実践」 服部志帆
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「出産と薬用植物の関わり―北タイ・雲南人の薬草湯」 王柳蘭
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「シルクロードの伝統薬」 本多義昭
(京都大学大学院薬学研究科)
2007.4.21 第47回
【狩猟・牧畜論再考―アンデスから見る】
「遺伝子からみたアンデス高地のラクダ科動物の特徴と家畜化」 川本 芳
(京都大学 霊長類研究所)
「ラクダ科野生動物ビクーニャの生態」 大山修一
(首都大学 東京 都市環境学部)
「アンデスの牧畜の特徴と追い込み猟チャク」 稲村哲也
(愛知県立大学 文学部)
2007.1.27 第46回
【庭畑―家のまわりの農耕―の世界】
「熱帯アジアのホームガーデンの比較景観学」 及川洋征
(東京農工大学大学院農学府)
「日本の民家庭園における植物の多様性」 道下雄大
(大阪府立大学大学院農学生命科学研究科)
「主食のつくる庭畑―ウガンダ中部におけるバナナと生活のかかわりから」 佐藤靖明
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
2006.10.28 第45回
【資源をめぐる葛藤と協働】
「昆虫における配偶をめぐる雌雄の対立と協調」 西田隆義
(京都大学大学院農学研究科)
「霊長類の資源をめぐる競合と社会性の進化」 山極寿一
(京都大学大学院理学研究科)
「評判をもとに人々を協力に導く」 巖佐 庸
(九州大学大学院理学研究院)
「狩猟採集民のテリトリーとコンフリクト」 池谷和信
(国立民族学博物館)
「小規模生業社会における戦いの要因と帰結」 佐藤廉也
(九州大学大学院比較社会文化研究院)
「葛藤から協働へ―牧畜民の持続的生存戦略」 福井勝義
(京都大学大学院人間・環境学研究科)
2006.7.22 第44回
【西表島の自然利用の歴史―亜熱帯島嶼としての特徴を考える】
「猟場の変遷からみる西表島のイノシシ猟の歴史」 蛯原一平
(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)
「西表島西部の行事食とその変遷―女のはたらきを中心に」 安渓貴子
(山口大学)
「神は細部にやどりたもう―西表島の地名伝承と禁忌の世界」 安渓遊地
(山口県立大学国際文化学部)
2006.4.22 第43回
【野の遊び】
「森に遊び森に学ぶ―狩猟採集民のこどもの遊び」 亀井伸孝
(関西学院大学社会学研究科)
「サルの遊びとヒトの遊び(仮題)」 島田将喜
(京都大学大学院理学研究科)
「子どもと自然体験(仮題)」 川村協平
(山梨大学教育人間科学部)
2006.1.28 第42回
【生きるすべとしての小規模漁撈―「開発」に対する住民のさまざまな対応】
「東北タイの「漁村」―ムン川下流域の漁業と開発」 木口由香
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「「陸の民」の漁撈―インドネシア、スマトラ東海岸低地帯の事例から」 増田和也
(京都大学大学院人間・環境学研究科)
「アフリカ熱帯林における「焼畑農耕民」の半移動型漁撈生活―空腹とバカンスのあいだ」 大石高典
(京都大学大学院理学研究科)
2005.10.29 第41回
【マイナーな植物油脂の民族自然誌】
「油・アブラ・これもあぶらとその利用法」 鈴木修武
(鈴木修武技術士事務所所長)
「エゴマを活かした地域づくり」 水脇正司
(福富物産しゃくなげ館館長)
「アブラギリ属の植物と土地利用変化」 田中耕司
(京都大学東南アジア研究所)
2005.7.23 第40回
【森のなかの農、農のなかの森】
「森のなかの農―狩猟採集民バカによる野生ヤムの半栽培」 安岡宏和
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「農のなかの森―焼畑農耕システムと森林植生のかかわり」 四方 篝
(京都大学大学院農学研究科)
「森と農のはざま―二次林の利用にみられる狩猟採集民と焼畑農耕民の自然観」 塙 狼星
(同志社大学)
2005.4.30 第39回
【タケ学の提唱にむけて】
「タケの焼畑―焼畑民の森と再生」 川野和昭
(鹿児島県歴史資料センター黎明館)
「タケの不思議な開花習性―その生活史はどのように進化してきたのか?」 蒔田明史
(秋田県立大学生物資源科学部)
「タケは世界を救えるか?―竹・人間関係学のいま」 柴田昌三
(京都大学大学院地球環境学堂)
2005.1.29 第38回
【動物による植物・菌類利用と半栽培】
「サンゴ礁のなかの畑―スズメダイが営む藻園」 畑 啓生
(京都大学大学院人間・環境学研究科)
「昆虫と菌類の新たな関係―シロアリの卵に擬態する菌核菌」 松浦健二
(岡山大学大学院農学研究科)
「サルはなぜ栽培をしないのか―霊長類における『ニッチ構築』を考える」 山越 言
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
2004.10.23 第37回
【地域に息づく野菜の力―その多様性】
「日本型食習慣から見た野菜のゆくえ」 森下正博
(大阪府立食とみどりの総合技術センター)
「京野菜四方山話し―生産から消費まで」 上田耕司
(京都錦「かね松」店主)
「野菜の原産地を訪ねる」 池部 誠
(ノンフィクションライター)
2004.7.3 第36回
【草原の民族自然誌─まき場とかや場】
「和牛の山地放牧─きた道,これからの道」 上田孝道
(元高知県畜産試験場,デタコタ編集室)
「江戸時代の草山と草肥」 水本邦彦
(京都府立大学)
「日本で絶滅しつつある草地生植物」 村田 源
(花明山植物園)
2004.4.24 第35回
【植物の利用と認識から人々の自然観を探る】
「ボルネオ内陸部・プナンの民族植物学」 小泉 都
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「水田に浮かび上がる森―南ラオスの産米林の植生(仮題)」 小坂康之
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「エチオピア・マロの民族植物学」 藤本 武
(人間環境大学人間環境学部)
2004.1.24 第34回
【雑穀をめぐる農のいとなみ、食のいとなみ】
「雑穀とともに暮らす―東南アジア大陸部山地の事例から」 落合雪野
(鹿児島大学総合研究博物館)
「西アフリカ・サヘル帯の多様な雑穀―人間関係」 三浦励一
(京都大学大学院農学研究科)
「歴史に翻弄された雑穀・アマランサス―中南米からヒマラヤへ」 根本和洋
(信州大学農学部)
2003.10.25 第33回
【乳利用と牧畜成立】
「牧畜と乳利用の開始について―考古学的論考」 三宅 裕
(東京家政学院大学人文学部)
「乳利用の伝播と乳文化圏二元論―民族学的論考」 平田昌弘
(京都大学大学院農学研究科)
「乳依存と生業維持機構―生態人類学的論考(仮題)」 孫 暁剛
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
2003.7.5 第32回
【水田に育つ魚たち】
「水田漁撈と魚伏籠」 安室 知
(国立歴史民俗博物館・民俗研究部)
「ラオスの水田と魚たち」 岩田明久
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「水域生態系における水田農業の意義―京都府亀岡市に生息する淡水魚類の事例から」 川村 敦
(株式会社CTI環境テクノ)
2003.4.26 第31回
【渚の生業、渚の遊び】
「ベトナムにおける海藻ホンダワラ類―その生育状況と人間とのかかわり」 筒井 功
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「沖縄県羽地内海の干潟利用と『海女』の誕生」 池口明子
(名古屋大学大学院環境学研究科)
「沖縄県久高島におけるサンゴ礁海域の利用と認識の戦後史―個人の『小規模なこころみ』がささえる絶え間ない生業変容」 内藤直樹
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
2003.1.25 第30回
【チョコレートの世界史】
「中南米におけるカカオ利用の文化史的側面」 八杉佳穂
(国立民族学博物館)
「ガーナ小農によるカカオ生産」 高根務
(アジア経済研究所)
「チョコレート原料としてのフタバガキ種子―ボルネオ島におけるイリッペナッツの一斉結実と輸出産業」 百瀬邦泰
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
2002.10.26 第29回
【東日本の山の幸―「山と人」・見えざる風景を語る】
「山魚の味―自然・社会・文化の生態系に関する一考察」 鈴野藤夫
(作家)
「近代における飼育食肉の普及と狩猟―両大戦間・高度成長期を契機として」 田口洋美
(東京大学大学院)
「家庭から市場へ―変化する山菜・キノコなどの利用と採集」 井上卓哉
(京都大学大学院)
2002.7.6 第28回
【植物のレッドデータブックから見た日本の自然】
「レッドデータブックと野生植物の未来」 矢原徹一
(九州大学理学部)
「佐賀平野の水辺環境と絶滅危惧植物」 上赤博文
(佐賀県教育センター)
「絶滅危惧植物からみた自然環境の現状-近畿地方を例に」 藤井伸二
(大阪市立自然史博物館)
2002.4.27 第27回
【鰹節考現学―鰹節生産地の現在】
「地域の伝統食としてのかつお節作り―沖縄県池間島の事例より」 見目佳寿子
(株式会社LAC)
「今井鰹節店の挑戦―地域資源活用の試み」 赤嶺淳
(名古屋市立大学人文社会学部)
「かつお節焙乾用薪材の供給とその将来」 北村也寸志
(兵庫県立宝塚東高等学校)
2002.1.26 第26回
【バナナ文化史研究の提唱―アフリカへの伝播と在来文化の創出】
「アフリカ熱帯雨林における狩猟採集民のバナナ栽培と農耕化」 北西功一
(山口大学教育学部)
「アフリカ熱帯雨林地帯のプランテン栽培」 小松かおり
(静岡大学人文学部)
「アフリカ大湖地帯のバナナ集約栽培」 丸尾聡
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
2001.10.27 第25回
【きのこの民俗自然誌―山の恵みはどのように認識され利用されてきたか】
「きのことは何か」 吹春俊光
(千葉県立中央博物館)
「日本の歴史の中のきのこ」 奥沢康正
(奥沢眼科医院)
「森・きのこ・里山」 小川眞
(関西総合環境センター)
2001.7.7 第24回
【森林植生の変化と持続―人間のはたらきかけとの関連で】
「近世以降における京都近郊山地の植生の変遷」 小椋純一
(京都精華大学人文学部)
「森林域焼畑民の多様な植生管理─森林から草原まで」 佐藤廉也
(九州大学大学院比較社会文化研究院)
「花粉分析からみた森林改変と人間活動―ヒマラヤ山脈東部、山城盆地、近江盆地」 宮本真二
(滋賀県立琵琶湖博物館)
2001.4.21 第23回
【ウマと人間のかかわりの歴史】
「古代アジア、馬利用の歴史」 川又正智
(国士舘大学教養部)
「日本馬の遺伝的特質」 川本 芳
(京都大学霊長類研究所)
2001.1.27 第22回
【ノリとコンブをめぐる諸問題】
「わが国の海藻類養殖の現状と問題点」 鰺坂哲朗
(京都大学農学研究科応用生物科学専攻)
「絶滅が危惧されるアマノリ属植物の生育状況」 菊池則雄
(千葉県立中央博物館分館海の博物館)
「北海道日高地方におけるミツイシコンブの利用―資源をめぐる社会関係」 飯田 卓
(国立民族学博物館民族文化研究部)
2000.10.28 第21回
【イモ食う人びと】
「日本のサトイモ―その系譜と現在」 松田正彦
(京都大学大学院農学研究科)
「珊瑚島の社会生活とスワンプタロ耕作―キリバス南部環礁の事例から」 風間計博
(筑波大学歴史・人類学系)
「アフプアア・ルネッサンス―ハワイ先住民文化復興運動におけるタロイモ栽培」 古橋政子
(白鳳女子短期大学国際人間学科)
2000.7.1 第20回
【「すいば」論―子どものエスノグラフィからの発想】
私の「すいば」 阪本寧男
(龍谷大学国際文化学部)
「すいば」と生態資源保全 山田 勇
(京都大学東南アジア研究センター)
2000.4.22 第19回
【コムギの伝統的利用と伝播】
「地中海地域における小麦の伝統的利用」 大田正次
(福井県立大学生物資源学部)
「小麦の日本への伝播-遺伝学的研究から」 加藤鎌司
(岡山大学農学部)
「小麦粉伝統発酵食品中の微生物」 長野宏子
(岐阜大学教育学部)
2000.1.29 第18回
【イノシシと人間の共生をめぐって】
「世界におけるイノシシ(ブタ)と人間のかかわり―ブタの野生化を中心に」 高橋春秋
(奈良大学文学部)
「縄文時代のイノシシは家畜化されていたか?―縄文時代遺跡出土のイノシシ遺存体をめぐって」 内山純蔵
(富山大学人文学部)
「物質文化に表象されるイノシシとブタ」 野村厚志
(国立民族学博物館)
1999.10.23 第17回
【雑草の成り立ち探る】
「麦作の擬態随伴雑草」 富永達
(京都府立大学農学部附属農場)
「神社仏閣境内の矮小形オオバコ」 中山祐一郎
(大阪府立大学農学部)
「古代畿内の雑草植生」 金原正明
(天理大学附属天理参考館)
1999.7.10 第16回
【魚と人の多様なかかわり】
「高知県柏島の海と人々」 岩田明久
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「長良川にみる川漁の変遷」 新村安雄
(フォトエコロジスト)
「ベトナム・ラオス・カンボジアから見た東南アジアの淡水魚」 土井敦
(東京水産大学)
1999.4.24 第15回
【水田が育む生物多様性】
「敦賀市池見の湿地農業と雑草」 三浦励一
(京都大学農学部)
「百姓と田んぼの虫:タガメは田亀」 日鷹一雅
(愛媛大学農学部)
「水田が育んだ生物多様性」 守山弘
(農水省農業環境技術研究所)
1999.1.23 第14回
【ウミガメの世界―自然観と利用・保護をめぐって】
「日本に生息するウミガメの生態」 亀崎直樹
(京都大学大学院人間・環境学研究科)
「ウミガメの民俗―紀伊半島を中心に」 藤井弘章
(京都大学大学院人間・環境学研究科)
「ミクロネシア・東南アジアのウミガメ利用―生存・商業・宗教」 秋道智彌
(国立民族学博物館)
1998.10.24 第13回
【熱帯雨林の生物多様性とその恵み】
「東南アジア熱帯の植生と有用植物の多様性」 堀田満
(鹿児島大学理学部)
「東南アジアの植物相とインベントリー」 永益英敏
(京都大学総合博物館)
「サラワクの林冠研究で見えてきたもの」 酒井章子
(京都大学生態学研究センター)
  第12回
【熱帯アジアの森林産物―樹脂の生産と利用】
「ラック(シェラック)の生産と利用」 渡辺弘之
(京都大学大学院農学研究科)
「ダマールの生産とフタバガキ林」 竹田晋也
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「グッタペルカ(ガッタパーチャ)の生産と利用の歴史」 川島昭夫
(京都大学総合人間学部)
1998.4.25 第11回
【人間・家畜関係の新たな展開―食草行動をめぐって】
「スーダン東部ペジャ族のラクダによる紅海島嶼部・海岸部利用」 縄田浩志
(京都大学大学院人間・環境学研究科)
「モンゴル国ゴビ地域における植生分布と移動様式」 山崎正史
(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「但馬牛飼養と棚田―藁と野草の利用と認知」 加藤正彦
(京都大学アフリカ地域研究資料センター)
  第10回
【アンデスとヒマラヤ―その環境と利用をめぐって】
「ヒマラヤの植物利用」 土屋和三
(龍谷大学文学部)
「環境の比較・アンデスの農耕」 山本紀夫
(国立民族学博物館)
「牧畜の比較」 稲村哲也
(愛知県立大学文学部)
1997.10.11 第9回
【人間と動物・植物・寄生虫―その考古学的アプローチ】
「皮革の考古学」 松井章
(奈良国立文化財研究所)
「先史狩猟採集民の植物利用―特に堅果類の保存、アク抜きを中心に」 宮路淳子
(京都大学大学院人間・環境学研究科)
「トイレ遺構からみた古代・中世人の食生活」 金原正明
(天理大学附属天理参考館)
1997.7.5 第8回
【アフリカ熱帯林の自然と暮らし】
「イトゥリの森の動物・植物・人間」 寺嶋秀明
(神戸学院大学人文学部)
「ラフィアヤシとアブラヤシ―アフリカ熱帯雨林のヤシ文化」 塙狼星
(京都大学アフリカ地域研究センター)
「『超自然的利用』再考―ボンガンドの植物名の事例から」 木村大治
(京都大学アフリカ地域研究センター)
1997.4.26 第7回
【熱帯の香木と香辛料】
「白檀―ティモールの白い象」 阿部健一
(国立民族学博物館)
「沈香のかおる世界」 山田勇
(京都大学東南アジア研究センター)
「胡椒と日系ブラジル人」 津田盛也
(京都大学大学院農学研究科)
1997.1.25 第6回
【特用植物をめぐる文化】
「コウゾ属植物の文化誌」 ピーター・マシウス(国立民族学博物館)
竹井恵美子(大阪学院短期大学)
「滋賀県草津地方特産のアオバナと青花紙」 阪本寧男(龍谷大学国際文化学部)
落合雪野(京都大学大学院農学研究科)
「藍植物による製藍方法について」 井関和代
(大阪芸術大学)
1996.10.12 第5回
【生物の多様性と人間】
「多様性からみた生物と文化の共進化」 福井勝義
「熱帯林の生物多様性」 井上民二
1996.6.22 第4回
(タイトルなし)
「グイ・ガナブッシュマンの昆虫食について」 野中健一
「タイ東北部の市場で売られる食用昆虫」 渡辺弘之
「日本文化における虫:そのカテゴリー、表現、文化的な重要性」 ローラン・エリック
1996.3.23 第3回
(タイトルなし)
「品種認識の多様性―エチオピア西南部の農耕民マロの事例から」 藤本 武
「有明海のり養殖民と潮」 中山節子
「事実と認識のあいだにあるもの―ソロモン諸島が自然について語るとき」 竹川大介
1996.1.27 第2回
(タイトルなし)
「タイ北部の雲南系移民における植物利用と医食文化」 王 柳蘭
「オセアニアの文化史からみた植物の伝播と人間の移動」 ピーター・マシウス
「人間と海のかかわりの歴史」 片山一道
1995.10.7 第1回
(タイトルなし)
「北タイのモチ性穀類とその利用」 落合雪野
「汀線の自然誌」 加藤 真
「ヒト-植物関係論へのアプローチ」 重田眞義

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民族自然誌研究会第106回例会のご案内です。
事前申込は不要ですので、お気軽にご参加ください。

■テーマ:【地球環境問題の民族自然誌:マダガスカルにおける人-自然関係の再検討】

■日時:2024年4月20日(土)13:00~17:00

■場所:京都大学本部構内 総合研究2号館4階大会議室(AA447)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
の34番の建物

■プログラム
13:00-13:05
 「趣旨説明と登壇者の紹介 」
   佐藤宏樹(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)

13:05-14:05
 「歴史的過程からみた絶滅危惧種の保全:マダガスカル南部川辺林の社会生態誌」
   市野進一郎(国立民族学博物館)

14:15-15:15
 「火災に脆弱な乾燥林ランドスケープの保全:レジリエンス強化にむけた地域研究」
   佐藤宏樹(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)

15:25-16:25 
 「漁民のサンゴ礁保全:グローバルな価値のローカルな維持」
   飯田 卓(国立民族学博物館)

16:30-17:00
 「コメント・総合討論」 
   コメンテーター 市川光雄(京都大学名誉教授)
   司会      佐藤宏樹(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)

■参加費無料/事前申込不要

■ウェブサイト
http://www.showado-kyoto.jp/news/nc1159.html

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みなさま

民族自然誌研究会第105回例会のご案内です。
事前申込は不要ですので、お気軽にご参加ください。

■テーマ:【ヤマチャの民族自然誌】

■日時:2024年1月20日(土)13:00~17:00

■場所:京都大学本部構内 総合研究2号館4階大会議室(AA447)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
の34番の建物

■プログラム

13:00-13:10
 「趣旨説明」
   佐々木綾子(日本大学生物資源科学部)

13:10-14:00
 「九州山地椎葉村におけるヤマチャの生存と利用」
   磯田真紀(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科/JICA横浜)

14:00-14:50
 「タイ国北部のヤマチャをめぐる民族間関係」
   片岡 樹(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)

14:50-15:00  休憩

15:00-15:50
 「ヤマチャと番茶」
   中村羊一郎(静岡市歴史博物館)

15:50-17:00
 「コメント・総合討論」 
   コメンテーター 竹田晋也(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)
   司会      佐々木綾子(日本大学生物資源科学部)

■参加費無料/事前申込不要

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民族自然誌研究会第104回例会のご案内です。
事前申込みは不要ですので、お気軽にご参加ください。

■テーマ:【変わりものから見る日本の稲作】

■日時:2023年10月7日(土)13:00~17:00

■場所:京都大学本部構内 総合研究2号館4階大会議室(AA447)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
の34番の建物

■プログラム
13:00-13:10 「趣旨説明」
         猪谷富雄(龍谷大学里山学研究センター)
13:10-14:00 「在来種『山田穂』に由来する兵庫県の酒米品種の分布と変遷」
         池上 勝(兵庫県立農林水産技術総合センター酒米試験地)
14:00-14:50 「文献史料からみた、近代以前の稲作」
         福嶋紀子(松本大学基礎教育センター)
14:50-15:00  休憩
15:00-15:50 「香り米・赤米・黒米―変わりものの品種たち」
         猪谷富雄(龍谷大学里山学研究センター)
15:50-17:00 総合討論 
         司会・コメンテーター 三浦励一(龍谷大学農学部)

■参加費無料/事前申込不要

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民族自然誌研究会第103回例会のご案内です。
事前申込は不要ですので、お気軽にご参加ください。

■テーマ:【日本で栽培化された植物】

■日時:2023年7月8日(土)13:00~17:00

■場所:京都大学本部構内 総合研究2号館4階大会議室(AA447)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
の34番の建物

■プログラム
13:30-15:00「わさびの日本史」
        山根京子(岐阜大学応用生物科学部)
15:00-15:15 休憩
15:15-16:45「ところの起源」
        夏目 俊(岩手生物工学研究センター)
        寺内良平(京都大学農学研究科)
16:45-17:00 総合討論 
        司会 寺内良平

■参加費無料/事前申込不要
■開始時間がいつもと異なりますのでご注意ください。

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民族自然誌研究会第102回例会のご案内です。
事前申込みは不要ですので、お気軽にご参加ください。

--

民族自然誌研究会第102回例会
■テーマ:【農地全筆調査の意味】

■日時:2023年4月22日(土)13:00~17:00

■場所:
京都大学本部構内 総合研究2号館4階大会議室(AA447)

*地図
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
の34番の建物

■プログラム
 13:00–13:10 趣旨説明 広田勲(岐阜大学応用生物科学部)
 13:10–14:00 「全体と個 ― すべてを見ることの意義」
           河野泰之(京都大学東南アジア地域研究研究所)
 14:00–14:50 「東北タイ・ドンデーン村1980年代の稲作」
           宮川修一(岐阜大学名誉教授)
 14:50–15:00 休憩
 15:00–15:50 「筆ごとの調査からわかる農地の間接的価値
          ― ラオスと日本の事例」
           広田勲(岐阜大学応用生物科学部)
 15:50–17:00 コメント・総合討論 
           コメンテーター 田中耕司(京都大学名誉教授)

■参加費無料/事前申込不要

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参加資格はございません。
参加予約も不要です。
興味をお持ちの方は、どうぞご自由にお出でください。

民族自然誌研究会第102回例会
■テーマ:【農地全筆調査の意味】

■日時:2023年4月22日(土)13:00~17:00

■場所:
京都大学本部構内 総合研究2号館4階大会議室(AA447)

*地図
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
の34番の建物

■プログラム
 13:00–13:10 趣旨説明 広田勲(岐阜大学応用生物科学部)
 13:10–14:00 「全体と個 ― すべてを見ることの意義」
           河野泰之(京都大学東南アジア地域研究研究所)
 14:00–14:50 「東北タイ・ドンデーン村1980年代の稲作」
           宮川修一(岐阜大学名誉教授)
 14:50–15:00 休憩
 15:00–15:50 「筆ごとの調査からわかる農地の間接的価値
                                    ― ラオスと日本の事例」

           広田勲(岐阜大学応用生物科学部)
 15:50–17:00 コメント・総合討論 コメンテーター 田中耕司(京都大学名誉教授)

■参加費無料/事前申込不要

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民族自然誌研究会 第101回例会のご案内

■テーマ:【園芸の民族自然誌—園芸文化を継ぐ人々】

■日時:2023年1月22日(日)13:00~17:00

■場所:
京都大学本部構内 総合研究2号館4階大会議室(AA447)

*地図
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
の34番の建物

■プログラム
 13:00–13:05 開会の辞 加藤 真(京都大学大学院 人間・環境学研究科)
 13:05–14:30 「植物だらけの65年」森 和男(東アジア野生植物研究会)
 14:30–14:45 休憩
 14:45–15:45 「種子取り放浪60年」山口清重(シデコブシの会)
 15:45–16:00 休憩
 16:00–16:45 討論(司会:加藤 真)

■参加費無料/事前申込不要

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民族自然誌研究会 第101回例会の予告

次の通り計画中です。
詳細が決まりましたらアップします。

■テーマ【園芸の民族自然誌-園芸文化を継ぐ人々】

■日程 2023年1月22日(日)

■講演者
  森和男(東アジア野生植物研究会)
  山口清重(シデコブシの会)


■司会・コメンテーター 加藤真(京都大学人間・環境学研究科)

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民族自然誌研究会 第100回例会のご案内

■テーマ:【ミャンマーの農業多様性と在来作物】

■日時:2022年10月1日(土)13:00~17:00

■事前申込不要

■参加費無料

■場所:京都大学本部キャンパス 総合研究2号館4階大会議室(AA447)

*地図
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r-y
の34番の建物

■プログラム
趣旨説明:田中耕司(京都大学名誉教授)
講演発表:
・入江憲治(東京農業大学農学部 国際農業開発学科)
 「ミャンマーの風土が育む農業多様性」
・吉田沙樹(東京農業大学農学部 生物資源開発学科)
 「ミャンマーで利用される多様なアブラナ野菜」
(休憩)
・河瀬眞琴(東京農業大学農学部 農学科)
 「ミャンマーの、特に山地で伝統的に利用される有用植物」
コメント: 広田 勲(岐阜大学応用生物科学部)
総合討論:司会 田中耕司

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