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『シーダー10号』正誤表:ファイル掲載

 『SEEDer』10号(2014年3月発行)におけるお詫びと訂正

 

本誌におきまして、下記の誤記と内容の欠落がございました。

関係者ならびに読者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びし、慎んで訂正いたします。

なお、これら修正を行い整備した本記事は、http://www.showado-kyoto.jp/search/s4044.htmlのシーダー10号表紙下の「立ち読み」マークをクリックすると閲覧できます。

 

特集2 15頁 2章2行目

【誤】研究上の情報を共有、公開した報告書

【正】研究上の情報共有・公開に関する報告書

17頁 28行目

【誤】最適なデータ共有

【正】最適なデータ・マネジメント

22頁 7章3行目

【誤】ルールなどを与えても

【正】ルールは重要であるが、

22頁 7章19行目

【誤】努力が十分ではなかった

【正】努力がさらに必要である

22頁 図2のキャプションに出典欠落

【追加】[RDA Community Capability Model Interest Group  2013]

23頁 2行目から15行目

【誤】

 また、科学分野のオープンデータが十分に浸透すれば、人類が所有する科学情報資産は膨大なものとなるのではないだろうか。たとえばトムソン・ロイターが研究機関ランキング分析をする際に対象とする研究機関は約5,000とのことだが[トムソン・ロイター 2013]、単純に考えれば、一機関が保有するデータの5,000 倍のデータが国際的に共有されることになる。科学データは、科学者が品質評価・整備をおこなう知の源泉であるから、その知的価値の高い情報資産が共有されることのインパクトは大きい。各機関・各国で個別にデータを専有して得られる利益には限界があり、世界全体で共有するデータから得られるイノベーションの総量が格段に増大する、これこそが人類全体にさらなる利益をもたらす、という期待とも受け取れる。そのときにはその大量の研究データを分析可能な情報処理技術、情報処理システムがこれまで以上に重要であり必要であろうことはいうまでもない。

 もちろん、まだまだ総論賛成、各論反対という意見も多いであろうし、それを現状の制度下では否定できない面も多々ある。

【正】

 一方で、科学データはすべてが即座にオープンにされるべきと言っているのではない、ということにも注意していただきたい。科学の情報保存と信頼の点から論じたのが本稿であるが、その実現が難しいからこそ国際的に議論されているともいえよう。現実には、即座に公開できるデータもあれば公開には課題のあるデータなどさまざまなものがある。公開するならデータの保有者・組織が戦略変更を考える必要も出てくるかもしれない。また、科学データならすべてが保存対象というのも現実的ではないし、公開・保存するときの品質評価など課題は少なくない。

23頁 18行目

【誤】国際的に卓越し始めていると

【正】国際的にも重視され始めていると

25頁 参考文献Glenn Begley, C. & Ellis, L. M.の書名

【誤】Raise standards for preclinical cancer research.

【正】Drug development: Raise standards for preclinical cancer research.

25頁 参考文献

【削除】トムソン・ロイター 2013 年4 月16 日 「2013 年版『論文の引用動向からみる日本の研究機関ランキング』を発表」参照先: http://ip-science.thomsonreuters.jp/press/release/2013/esi2013/

【追加】RDA Community Capability Model Interest Group, 2013 , RDA 2nd plenary meeting, Washington DC. Retrieved from https://www.rd-alliance.org/filedepot/folder/98?fid=230


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