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『農業と経済』2017年5月号 発売中です

(編集雑感より) 

 文部科学省が10年ぶりに全面改定する小中学校の学習指導要領で、農業を含む体験活動に本格的に取り組むことを明記するとのこと(日本農業新聞、2017年3月19日付)。体験によって学ぶ活動を、重視していく方向のようです。
 2020年から順次導入される次期学習指導要領では、小学校で英語が教科化される予定です。ただでさえいっぱいの時間割のどこに英語の授業を入れるか、各学校が対応に追われていることがニュースになっています。現場の先生方の負担が増えるのであれば手放しには喜べませんが、子どもたちが農業や農家の生活に触れる機会をつくることは、重要なことだと思います。
 私の高校時代には「農業実習」の授業がありました。東京都にある学校だったのですが、今思い出すとかなり本格的な内容で、イモなどの植え付けから収穫まで年に何度か、埼玉県の農場に通うというものでした。都会の女子高生たちが虫一匹にキャーキャー騒いでいたことを思い出します。
 今は『農業と経済』の仕事に関わっていますが、原点にはその農業実習の経験があるのかもしれません。都会はアスファルトで覆われていて土はほとんど剥き出しになっていませんでしたが、軍手を通じてほっこりとやわらかい土に触れた時間、安心感を得たことを思い出します。
 現在私は土を耕す仕事はできておらず、農家の方々にはいつも頭が下がる思いですが、この雑誌にしか担えない役割があると信じて仕事をする日々です。 
 今号より、新連載「農業職ってどんなお仕事?――地方自治体公務員をめざすあなたへのメッセージ」を開始します。農業への注目が集まっているいま、自治体への期待や関心もさらに高まっていくことと思います。日本各地の職員の方々のリアルな姿を知る格好の機会で、どんな方々と出会えるか、楽しみにしています。(K)

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