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反核から脱原発へ

ドイツとヨーロッパ諸国の選択

反核から脱原発へ

脱原発政策に向かって舵を切り、エネルギー消費の抑制へと向かう、エコ意識の覚醒のみが未来への希望を与える。原発の本格的研究書。

著者 若尾 祐司
本田 宏
ジャンル 社会
政治・政治哲学・法学
環境
出版年月日 2012/04/20
ISBN 9784812212233
判型・ページ数 A5・388ページ
定価 3,850円(本体3,500円+税)
在庫 在庫あり
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目次

第1章 反核の論理と運動
 補論 米原子力委員会

第2章 原子力政策の展開と隘路
 補論 東ドイツ原子力政策史

第3章 反原発運動から緑の党へ

第4章 1980年代初頭の反核平和運動
 補論 フランクフルト・アム・マインにおける反原発市民運動

第5章 チェルノブイリ後のドイツ社会

第6章「政策過程」としての脱原発問題

第7章 イギリス原子力政策史

第8章 フランス原子力政策史

第9章 ヨーロッパ小国の原子力政策史

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内容説明

いま東京電力・福島第一原発の事故とその影響は、わが国のみならず世界に対し、核エネルギー利用とエネルギー政策の根本的な反省を迫っている。エネルギー政策の転換は、個々人の消費意識と生活スタイルの内省なしには語りえない。エコ意識とその実践、さらにエコ運動とエコ政治のドイツ語圏における歩みを整理し、わが国おけるエネルギー政策への参照基準を提示する。

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