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生態史から読み解く環・境・学

なわばりとつながりの知

生態史から読み解く環・境・学
著者 秋道 智彌
ジャンル 人類学
環境
出版年月日 2011/04/25
ISBN 9784812211205
判型・ページ数 4-6・256ページ
定価 2,860円(本体2,600円+税)
在庫 品切れ・重版未定
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目次

序章 環・境・学の地平
 1.環境学からのアプローチ
 2.環・境・学とはなにか
 3.なわばりの学とつながりの学
 4.生態史の位相
第1章 なわばりの学――境界とコモンズ
 1.境界と囲い込み
 2.なわばりの権利と論理
 3.ゾーニングの問題
第2章 つながりの学――連関と循環
 1.風桶論と連関
 2.つながりの学と循環
 3.越境と孤立
第3章 プロキシーから探る生態史
 1.生態史のアプローチ
 2.ゴムと茶
 3.ケシとラック
 4.草果・安息香・シトロネラソウ
 5.ナマズとカモジシオグサ
第4章 環・境・学と生態史
 1.民族のすみわけと相克
 2.森と農
 3.河川・池と漁
 4.身体と健康
第5章 モンスーンアジアの生態史
 1.持続と変容
 2.ライフスタイルの変貌
 3.地域の自立性と国家政策
終章 環・境・学の未来

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内容説明

モンスーンアジアを舞台に資源・産物・希少種・病原菌など多様なプロキシーをめぐって国際社会・国家・地域・身体・環境の間で生起した事象を〈生態史〉として記述。現在あらわになっている環境問題の連鎖を解き明かす。

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