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インタラクションの境界と接続

サル・人・会話研究から

インタラクションの境界と接続
著者 木村 大治
中村 美知夫
高梨 克也
ジャンル 人類学
文学・言語
出版年月日 2010/04/01
ISBN 9784812210086
判型・ページ数 A5・464ページ
定価 本体4,400円+税
在庫 在庫あり
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目次

第I部 インタラクションの構造と理解
 第1章 インタラクションと双対図式(木村大治)
 第2章 霊長類学におけるインタラクション研究―その独自性と可能性(中村美知夫)
 第3章 インタラクションにおける偶有性と接続(高梨克也)
 第4章 意図性帰属の勾配―他者に意図性を帰属することの起源(橋彌和秀)

第II部 インタラクションの境界
 第5章 野生チンパンジーの「対面あいさつ」の記述分析―その枠組みについて(坂巻哲也)
 第6章 実感されるろう文化―コミュニケーションの逸脱の事例(亀井伸孝)
 第7章 「見る」-「見られる」による相互行為の創出と拡張
     ―チンパンジーの覗き込み行動の分析から(藤本麻里子)
 第8章 そのインタラクションを私たちはなぜ「遊び」と呼ぶのか
     ―ニホンザルのワカモノ間インタラクションの映像分析から(島田将喜)
 第9章 手話会話における分裂―視覚的インタラクションと参与枠組み(坊農真弓)
 第10章 偶有性にたゆたうチンパンジ
     ー―長距離音声を介した相互行為と共在のあり方(花村俊吉)
 第11章 相互行為のポリフォニー―バカ・ピグミーの音楽実践(分藤大翼)
 第III部 インタラクションの接続
 第12章 「Co-act」と「切断」―バカ・ピグミーとボンガンドにおける行為接続(木村大治)
 第13章 話し手になること、話し手になろうとしないこと
     ―グループ・ディスカッションに見られる長い沈黙から(森本郁代)
 第14章 群れの移動はどのようにして始まるのか―金華山の野生ニホンザル(伊藤詞子)
 第15章 バカ・ピグミーの歌と踊り―演技技法の分析に向けて(都留泰作)
 第16章 「より知る者」としての立場の確立
     ―言い間違いの指摘とそれに対する抵抗(鈴木佳奈)
 第17章 チンパンジー同士の相互行為からうまれる食物の価値(清野未恵子)
 第18章 相互行為を支えるプラグマティックな制約
     ―セントラル・カラハリ・サンにおける模倣活動の連鎖組織(高田明)
 第19章 相互行為は終わらない―野生チンパンジーの「冗長な」やりとり(西江仁徳)

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内容説明

還元主義・実体主義的な研究手法に行詰り感が漂う中、個体同士の相互作用を自然な状況下で観察し、その面白さを生き生きと描写するインタラクション研究の手法に注目。学問の垣根を越えて研究の楽しさを伝える入門書。

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