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里山学のまなざし

〈森のある大学〉から

里山学のまなざし
著者 丸山 徳次
宮浦 富保
ジャンル 環境
テキスト > テキスト(環境)
出版年月日 2009/03/01
ISBN 9784812209165
判型・ページ数 A5・448ページ
定価 2,420円(本体2,200円+税)
在庫 在庫あり
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目次

[序]里山学のねらい―〈文化としての自然〉の探究(丸山徳次)

I-地域の里山文化
[1]畠田の発見―大津市瀬田地区のため池調査から(吉村文成)
[2]里山の所有と管理の歴史的編成過程―官山払下嘆願の実相(牛尾洋也)
[3]大津市南大萱・祭りを支える若者の組織(須藤 護)
[4]ローカルな協働による里山の再創造(山本早苗)
[5]環境保全と入会訴訟―山口県上関町原発建設予定地入会訴訟を素材として(鈴木龍也)
[6]グローバリゼーションと里山の変貌(田中 滋)

II-里山の生物多様性と利用
[7]蝶の眼からみた里山環境(遊磨正秀)
[8]「龍谷の森」のムヨウラン属―ラン科植物の菌根共生(岩瀬剛二他)
[9]瀬田丘陵の植生と里山の生物多様性(横田岳人)
[10]瀬田丘陵の哺乳類―水場を設けて変わったこと(好廣眞一・谷垣岳人)
[11]虫こぶに含まれるタンニンと文化(林 珠乃)
[12]里山のバイオマス生産(宮浦富保)
[13]里山を工学から眺めれば―里山雑木を使った機能性木炭材の開発の試み(江南和幸)

III-里山の大学間交流
[14]環境教育に果たす里山的自然の役割(池上甲一)
[15]里山を活用した新しい環境教育の取り組み
     ―大学間里山交流ネットワークの構築と展開(高桑 進)
[16]『森のある大学』をつくる〈物語〉(丸山徳次)

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内容説明

「里山のある大学」の全国的先駆けとなった京都・龍谷大学の里山キャンパス(滋賀県大津市瀬田)。大学における文理融合の教育・研究、地域社会とのパートナーシップなど、五年間の成果を紹介。

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