ホーム > 造形デザインのための注意のスイッチ

造形デザインのための注意のスイッチ

観察・思考・創案にむけて

造形デザインのための注意のスイッチ
著者 吉原 直彦
ジャンル 美学・芸術
テキスト > テキスト(美学・芸術)
出版年月日 2008/12/01
ISBN 9784812208526
判型・ページ数 A5・208ページ
定価 2,860円(本体2,600円+税)
在庫 品切れ・重版未定
この本に関するお問い合わせ、感想
 

目次

はじめに―都市のなりたちへの分析視角

第一部 幻想・想像とのダイアローグ
第1章 造形デザインの視覚形成
 1. 幻想と想像
 2. 錯視の地平から
 3. 注意と存在の把握
 4. 身分け(見分け)と言分け
 5. 聖別と視覚
 6. ヨーロッパにおける数量化
 視覚化
 7. 生理学的視覚と造形デザイン
 8. 19世紀における覚醒の視覚
第2章 造形デザインの社会形成
1. 情報化
 消費化の地平から
 2. オネスティのパノプティコン
 3. ミッドセンチュリーのアイロニー
 4. 1960年代一時的な覚醒
 5. 社会のスイッチとデザイン

第二部 身体・文化とのダイアローグ
第1章 造形と図・言葉・社会
1. 図と言葉
 2. 図と地
 3. 部分と全体
第2章 造形と時空間経験
1. フリップ・ブック体験から
 2. アートの時空間性
 3. 現代透明化に向かう時空間経験
第3章 造形とベクトル
1. 見ること
 読むことの闘争
 2. 右と左西洋美術のベクトル
 3. 右と左日本近世美術のベクトル
 4. 右と左マンガ・映画のベクトル
 5. ベクトルの慣習と異文化への覚醒
第4章 デザインの静と動
1. シンメトリーの破れ
 2. 差異と矢
第5章 身体の話法
1. 鏡のクオリア1
 2. ハプティック・センスの志向性
第6章 顔の話法
1. 顔前夜
 2. プレテクスト
 テクストとしての顔
 3. 顔のデザイン
第7章 造形デザインの話法
1. 身体デザイン言語1
 2. 身体デザイン言語2
 3. 発見的認識の造形話法
第8章 日本の、苦手なデザイン
1. 自然的身体のデザイン
 2. ユーモアのデザイン
終 章 ギフトとしてのデザイン
あとがき・参考文献
  事項・人名索引

このページのトップへ

内容説明

デザインの歴史は、世界と人間の対話の歴史でもある。TV・インターネット……あふれる情報の海の中、新しいデザインを創造するためは、注意のスイッチを切り替え、「見る力」を回復させなければならない。造形デザインを学ぶ人に最適な入門書。

このページのトップへ

関連書籍

ビジュアルデザインのための発想のスイッチ

ビジュアルデザインのための発想のスイッチ

デザインを創造するための分析・理解・演習

著者:吉原 直彦 編著
西田 麻希子
 
 

このページのトップへ