ホーム > はじまりとしてのフィールドワーク

はじまりとしてのフィールドワーク

自分がひらく、世界がかわる

はじまりとしてのフィールドワーク
著者 李 仁子
金谷 美和
佐藤 知久
ジャンル 人類学
テキスト > テキスト(人類学)
出版年月日 2008/03/01
ISBN 9784812208175
判型・ページ数 A5・340ページ
定価 2,750円(本体2,500円+税)
在庫 在庫あり
この本に関するお問い合わせ、感想
 

目次

序章 文化人類学の新たなはじまりに向けて
第I部 人類学をはじめる――他者を知る
 第1章 フィールドはいかに選択されるのか  佐藤知久
 第2章 少女の瞳と少年のおちんちん――異文化ショックから文化人類学へ  縄田浩志
 第3章 表象の彼方へ――出会いそこね続ける「ジプシー」のために  岩谷彩子

第II部 人類学をはじめる――自分を含む集団を知る
 第4章 「マンチャー人類学」への一歩
     ――アフリカ、沖縄経由、ハワイ・オキナワへの旅  城田愛
 第5章 「難民」を通じて移動を考える――北タイ雲南系華人の事例から  王柳蘭
 第6章 文化人類学者はフィールドで病気になる  李仁子

第III部 フィールドワーク中に――おおいに悩む
 第7章 邂逅と往還のフィールドワーク――エチオピア山地社会での経験から  藤本武
 第8章 「わたしのもの」は誰のもの?
     ――エチオピア農村社会の「所有」をめぐるフィールドワーク  松村圭一郎
 第9章 フィールドにおける『超常性』のとらえかた
     ――ガーナ南部の小人祭祀を事例として  石井美保

第IV部 フィールドワークの〈終わり〉に――他者と通いあう
 第10章 私とフィールド、そして文化人類学  三田牧
 第11章 フィールドが被災地になる時  金谷美和
 第12章 調査の終わりとハードボイルド・ライティングカルチャー  川村清志

◎コラム
*「人と向き合う」ということ
     ――フィールドワーカー、そして、家庭裁判所調査官として  畑百合子
*等身大で出会う――フィールドで、学校で  金子潤
*どこまでもフィールド  高田理紀
*視座変換の日常的実践  見目佳寿子
*フィールドワークは他人の飯を食うこと  比留間洋一
*フィールドワーカーの育児休暇  左古将規
*「フィールドからの宿題」
     ――日系アメリカ人との出会いが私に与えてくれたもの  平賀綾子
*市民との交流  井上卓哉

*あとがき
*推薦文献

このページのトップへ

内容説明

異文化と出会い、そして「自文化―自分自身」にも出会う場――フィールドワークで、予想外の出来事にとまどい、絶望したときにどうするべきか。本書は、若き文化人類学者たちが、失敗談を含めて、フィードワークでの体験を明かす。

このページのトップへ

関連書籍

躍動するインド世界の布

躍動するインド世界の布

多彩な布から迫るインド社会論

 
 

このページのトップへ