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京都の町家と町なみ

何方を見申様に作る事、堅仕間敷事

京都の町家と町なみ
著者 丸山 俊明
ジャンル 建築
出版年月日 2007/05/01
ISBN 9784812207253
判型・ページ数 A5・440ページ
定価 7,260円(本体6,600円+税)
在庫 在庫あり
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目次

序 章 古代から近世初頭の京都――江戸時代までの町家と町なみ
第一章 京都の町なみを整えたのは――家作禁令と建築規制、御触書と町式目
第二章 桟瓦葺になった町なみからウダツが消える――瓦葺の規制と解除
第三章 京都と江戸の町なみが違ったわけ――江戸の土蔵造と京都の真壁
第四章 京都の町家と梁間規制――町家の構造と民家の梁間規制
第五章 ムシコと町家の表構え――名称の変遷と表構えの変容
第六章 町家内部の違反建築――規制された唐紙を使えたわけ
第七章 武士を見下ろしてはいけなかったのか――町家二階からの見下ろしと町家型式
第八章 治安装置のある町なみ――町々と木戸門のかかわり
第九章 木戸門のかたち――立派な京都の木戸門
結 章 京都の町家と町なみ――目立つ普請にてはこれなく候

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内容説明

京都の町家と町なみは、町衆の美意識と都市文化が育んだ貴重な財産…そんな定説を覆す、意欲的な労作。江戸時代の文献史料を読み解き、幕府、所司代・町奉行体制による建築行政の影響を明らかにする。

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