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中央ヨーロッパの可能性

揺れ動くその歴史と社会

中央ヨーロッパの可能性
著者 大津留 厚
ジャンル 歴史・地理
出版年月日 2006/01/01
ISBN 9784812205273
判型・ページ数 A5・360ページ
定価 3,630円(本体3,300円+税)
在庫 品切れ・重版未定
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目次

第1章 フロンティアのプロテスタントたち
    ――近世バルト海地方の宗派的ネットワーク――

第2章 ロシア帝国沿バルト諸県の農村民衆初等教育
    ──バルト・ドイツ人による教育支配から「ロシア化」へ──

第3章 中央ヨーロッパにおけるユダヤ人ナショナリズムとシオニズム

第4章 ブコヴィナのユダヤ系ドイツ語文学
    ――「第二のディアスポラ」を支えるハプスブルクの遺産――

第5章 バルト・ドイツ人の再移住
    ――国民国家形成期のエストニア人とバルト・ドイツ人の関係――

第6章 失われた世界へ
    ――東ガリツィアの戦間期からホロコーストまで――

第7章 「新しい中央ヨーロッパ」はどう構想されたか
    ――「アウトサイダー」たちのヨーロッパ――

展開 祈りは聞き届けられたのか
    ―一五世紀リトアニアとポーランドの聖人崇敬――

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内容説明

中央ヨーロッパ-様々な民族が、神聖ローマ帝国やハプスブルク帝国など統治下にあった歴史と、ナチズムや冷戦など過酷な運命を共有してきた土地。それそれの民族がたどった歴史を描く、中央ヨーロッパ史の序章。

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