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採集民俗論

採集民俗論

日本人の暮らしに根づく自然とのかかわり。食を中心として、どのような自然の恵みを人びとは採集してきたのか。

著者 野本 寛一
ジャンル 民俗・文化
出版年月日 2020/11/20
ISBN 9784812220061
判型・ページ数 A5・720ページ
定価 8,250円(本体7,500円+税)
在庫 在庫あり
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目次

■採集民俗 学びの視座
一 採集活動の持続と変容
二 大地に占問う採集の祭り――若狭の「オイケモノ」溯源

■第Ⅰ章■木の実
トチ
ナラ
カシ
シイ・マテバシイ
ブナ
クリ
クルミ
液果――ヤマブドウ・グミ・タブ
ソテツ

■第Ⅱ章■根塊・鱗茎
ヤマイモ
トコロ
クズ
ワラビ
キツネノカミソリ
キカラスウリ
ユリ科・もろもろの鱗茎――ユリ・カタクリ・スミラ・ウバユリ・ノビル
忘れられるイモ――ホドイモ・カシュウイモ・テンナンショウ

■第Ⅲ章■山菜・野草
ゼンマイ
山菜・野草の浄化力――シドケ・フキ・ヨモギ
山を下る山菜――オオギバボウシ・フキ・タラ・ワラビ・サンショウ
山菜諸景――ミズ・フジアザミ・イタドリ・クサギ

■第Ⅳ章■茸

■第Ⅴ章■海岸と採集
イワノリ――能登輪島
ヒジキとマギ――熊野串本
ヒシとイノーの恵み――沖縄
イソモノとテングサ――伊豆

■第Ⅵ章■内陸小動物
サワガニ
ヒキガエル
越冬民俗論の視座

■終 章■旅の終わりに

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内容説明

四季の自然との深い関わりの中で育まれた日本の暮らしと食。そこには季節ごとに恵みをもたらす植物との深い関わりがあった。これまであまり描かれることのなかった、植物と暮らしの関わりを描きだす。

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