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食科学入門

食の総合的理解のために

食科学入門

複雑化する現代社会でますます重要となる食の問題を、人文科学・社会科学・自然科学の見方で総合的にとらえてみよう。

著者 朝倉 敏夫
井澤 裕司
新村 猛
和田 有史
阿良田 麻里子
南 直人
安井 大輔
増山 律子
野中 朋美
ジャンル 社会
経済・経営
農業・農村・食糧
テキスト > テキスト(農業・農村・食糧)
シリーズ シリーズ食を学ぶ
出版年月日 2018/04/10
ISBN 9784812217054
判型・ページ数 A5・208ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり
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目次

 ◇第1部 フードカルチャー

第1章 食と言語・文化
     ――人は食をどう認識するのか(阿良田麻里子)
 1 生活文化としての食文化
 2 食のカテゴリー化と認識
 3 食べ物の「ふさわしさ」とは
 4 宗教的禁忌
 5 国際化時代に向かって
コラム ◉ パンとジャムで風邪を治す⁉

第2章 食と地理学
     ――なぜそこではそれを食べているのか(荒木一視)
 1 地理学とは
 2 食の地理学とは
 3 食の地理学の今とこれから
コラム ◉ 「どこに何があるのか」再考

第3章 食と歴史学
     ――食から歴史を読み解けるか(南 直人)
 1 食の歴史学とは
 2 食から世界史を考える
 3 日本における食の変遷を考える
コラム ◉ 食品偽装問題の長い歴史

 ◇第2部 フードマネジメント

第4章 食と社会学
     ――食べるモノ・コトからみる社会(安井大輔)
 1 共食から生まれた社会
 2 身近な食の場面から見える社会
 3 グローバルなフードシステムの危機
 4 オルタナティブな食
コラム ◉ 台所から社会を考える

第5章 食と経済学
     ――市場を通じた食の取引(井澤裕司)
 1 「食」を売り買いすることの意味
 2 需要と供給
 3 市場の役割と失敗
 4 付加価値の生産
 5 生産物の選択と機会費用
 6 食の選択行動 
 7 政策の必要性と失敗
コラム ◉ 食に関わる産業とは?

第6章 食と経営学
     ――食を支えるマネジメントシステム(新村 猛)
 1 食の経営史
 2 食ビジネスと経営学
 3 食経営学で求められる理論体系
コラム ◉ 医食同源に向けて

 ◇第3部 フードテクノロジー

第7章 食のこころへの働き
     ――おいしさ、まずさを感じるメカニズム(和田有史)
 1 食とこころの関係を見直す
 2 食と感覚・知覚
 3 視覚と触覚
 4 学習と好悪
 5 社会的・認知的要因
コラム ◉ 食品の官能評価と心理学

第8章 食のからだへの働き
     ――健康的な食事とは何か(増山律子)
 1 栄養摂取手段としての食
 2 健康維持のための食のありかた
 3 食に期待されるさらなる可能性
 4 食を見直し食科学を実践する
コラム ◉ 氾濫する食情報を正しく読み取ろう

第9章 食の価値づくり
     ――持続的・効率的な供給・消費のために(野中朋美)
 1 食の価値づくりとは
 2 食の価値設計を考える
 3 食の生産システムを考える
 4 食を安全に生産・供給するために
 5 食の持続可能性をめざして
コラム ◉ 顧客満足のためには、従業員満足が大事⁉

終 章 食科学の確立をめざして
     ――文化人類学の立場から(朝倉敏夫)
 1 食の文化を学ぶ
 2 食科学とは  182
 3 食科学は自然科学? 家政学?
 4 ガストロノミー
 5 食科学の方法論 
 6 食科学の将来
 7 おわりに
コラム ◉ 「ご飯」から広がる食科学研究

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内容説明

「食」はだれにとっても身近なだけに、なかなかその姿をとらえにくい。人間とその社会にもっとも深くかかわる「食」は、どうしたら理解できるのだろう? 複雑化する現代社会でますます重要となる食の問題を、人文科学・社会科学・自然科学の見方で総合的にとらえてみよう。

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