ホーム > 食をめぐる人類学

食をめぐる人類学  これから出る本

飲食実践が紡ぐ社会関係

食をめぐる人類学

「食べる」という人間行動に焦点を当てた民族誌的研究および東南アジアとその周辺地域における食と社会関係に関する比較研究。

著者 櫻田 涼子 編著
稲澤 努 編著
三浦 哲也 編著
ジャンル 人類学
民俗・文化
地域研究
出版年月日 2017/03/30
ISBN 9784812216101
判型・ページ数 A5・288ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 未刊・予約受付中
この本に関するお問い合わせ、感想
 

目次

序 論 〈食べる〉という社会行為をめぐる人類学

■第Ⅰ部 食が維持する/断絶する信仰のつながりとコミュニティ
第1章 死者への供食、死者との共食
     ――香港新界の儀礼にみる関係性の維持と断絶(瀬川昌久)
第2章 女性たちが創りだす多様な「菜食」
     ――ベトナムのカオダイ教コミュニティにおける女性信者たちの「親密性」と協働
     (伊藤まり子)
第3章 ムスリム青年はいかに食べるか
     ――東南アジア・イスラーム学習の共同体における食事情(益田岳)

■第Ⅱ部 飲食が構築する社会関係のダイナミズム
第4章 酒がつなぐ人間関係――東マレーシア・ドゥスン族社会の酒宴(三浦哲也)
第5章 共に調理して、親族になる
     ――祝宴の準備作業からみるスンダ人の社会関係(阿良田麻里子)
第6章 住宅内のどこで、だれと、どう食べるか
     ――マレーシア華人社会の正月菓子「年餅」から浮かびあがる社会関係(櫻田涼子)

■第Ⅲ部 差異化とつながりの食文化
第7章 「食べる」茶の生むつながりとへだたり(稲澤努)
     ――広東省汕尾の鹹茶の事例から
第8章 「母親」の声を耳にするとき、お前の胸は痛むだろう
     ――ニューギニア高地における豚肉の贈与の拒絶と血縁関係(深川宏樹)
第9章 石蒸し料理にみる食縁――オセアニアの支え合いの贈与交換と自然認識(河合利光)

このページのトップへ

内容説明

「食べる」という行為を足がかりにして、各地域社会で人々がどんな社会関係を取り結んでいるか、家族・親族関係にもこだわりながら考察。また、東南アジアの諸研究を土台に東アジアやオセアニアの事例を論じた地域研究でもある。今後の食文化研究の可能性を高める意欲的な書。

このページのトップへ

関連書籍

現代中国の宗教

現代中国の宗教

現代中国を理解するために

 
近現代中国における民族認識の人類学

近現代中国における民族認識の人類学

「中華民族多元一体構造論」を学術的に検証

著者:瀬川 昌久
 
 

このページのトップへ