ホーム > 日本はどのように語られたか

日本はどのように語られたか

海外の文化人類学的・民俗学的日本研究

日本はどのように語られたか

「語る」立場でもあり「語られる」立場でもあるという両義性をふまえながら、自らを理解する手がかりを探る。

著者 桑山 敬己
ジャンル 人類学
民俗・文化
出版年月日 2016/03/31
ISBN 9784812215340
判型・ページ数 A5・464ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 在庫あり
この本に関するお問い合わせ、感想
 

目次

序 論 日本研究の内と外

第Ⅰ部 英語圏人類学の日本研究

第一章 文化人類学と『菊と刀』のアフターライフ
     ――21世紀におけるリベラリズムと文化概念との新たな対話
第二章 エンブリー『須恵村』のRe-View(再見/再考)
     ――日本農村研究の古典をいま読み直す
第三章 ビアズレーらによるVillage Japanの宗教観
     ――愚直なまでの民族誌的記述から見えること
第四章 「沖縄」を描くということ
     ――戦後英語圏民族誌のポリティカル・エコノミー
第五章 米海軍『民事ハンドブック』シリーズの作成過程にみるアメリカの対日文化観
第六章 西洋の民族誌的言説にみるアイヌ
第七章 語られる「日本人女性」
     ――英語圏フェミニスト人類学者が描く「女性的なる日本」
第八章 日本の捕鯨問題と応用人類学
     ――クジラを語った12人の文化人類学者

第Ⅱ部 英語圏民俗学の日本研究

第九章 「日本」民俗学以前の事
     ――19世紀イギリスにおけるfolkloreの誕生と日本

第Ⅲ部 東アジア圏人類学の日本研究

第一〇章 中国大陸における文化人類学的日本研究
     ――清末・民国初期から現在まで
第一一章 台湾における日本語の日本文化/日本人論
     ――「ポストインペリアル」な読解の試み
第一二章 韓国における日本文化論の再生産
     ――韓国の大学の学科目と研究者育成の分析から

このページのトップへ

内容説明

【本書の解説】
海外の伝統社会に赴いてフィールドワークを行い「語る」立場にある私たち日本人が、同時に「語られる」立場にもあるという両義性をふまえながら、自らを理解する手がかりを探る。

【本書の特徴】
古典『菊と刀』から最新のポップカルチャーまで、海外の研究者による日本人論および日本社会論は数多い。しかし、その殆どは日本人に知られることもなく歴史のなかに埋もれつつある。本書では、こうした海外における日本人・日本社会についての文化人類学的・民俗学的研究を、古典から現代にわたって分析。自らを理解する手がかりを探る。

このページのトップへ