地域研究 16巻1号
[総特集]ロシアとヨーロッパの狭間―ウクライナ問題と地域史から考える
[総特集]ロシアとヨーロッパの狭間―ウクライナ問題と地域史から考える
著者 | 地域研究コンソーシアム『地域研究』編集委員会 編 |
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ジャンル | 社会 人類学 歴史・地理 政治・政治哲学・法学 地域研究 |
シリーズ | 地域研究 |
出版年月日 | 2015/11/30 |
ISBN | 9784812215197 |
判型・ページ数 | A5・272ページ |
定価 | 2,640円(本体2,400円+税) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
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目次
[総特集にあたって]ロシアとヨーロッパ――狭間の地域研究(福田 宏)
[座談会]地域と地域の間を読み解くために
(岩下明裕・遠藤乾・川島真・林忠行・福田宏(司会))
[第Ⅰ部]ウクライナをみる視角
[第Ⅰ部にあたって]移ろうマイダンの風景とウクライナ危機(服部倫卓)
ウクライナの求心的多頭競合体制(大串 敦)
ウクライナの国民形成とサッカー(服部倫卓)
ウクライナ危機をめぐる二重の相互不信(溝口修平)
リトアニアからみたウクライナ問題(重松 尚)
[第Ⅱ部]両大戦間期の中央ヨーロッパ
[第Ⅱ部にあたって]「危機の時代」における東と西の狭間(福田 宏)
パン・ヨーロッパ運動とファシズム
――クーデンホーフ=カレルギーとヨーロッパの境界(福田 宏)
ヴァイマル期ドイツにおける「西洋」概念の政治化
――ヘルマン・プラッツと雑誌『アーベントラント』(板橋拓己)
ロカルノ体制批判とハンガリー地理学
――テレキ・パールの「ヨーロッパ」論から(辻河典子)
「大フィンランドは祖国と同様である」
――エルモ・カイラとカレリア学徒会の地域構想(石野裕子)
戦間期ポーランドのマイノリティと居住地
――アポリナルィ・ハルトグラスの在留型シオニズム(宮崎 悠)
内容説明
[総特集]ロシアとヨーロッパの狭間―ウクライナ問題と地域史から考える
ウクライナをめぐる情勢は長期化する様相を見せている。国際政治上の力学が変化し地域間の勢力バランスが揺らいだ結果、その「歪み」が狭間に位置する地域に表れているのだろう。ウクライナと中央ヨーロッパに焦点を当て、現在と過去の両方の視点から考える。
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