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アルプス文化史

越境・交流・生成

アルプス文化史

古来よりアルプスの山々を越えて人や思想、モノが行き交っていた。アルプスを軸に交流するヨーロッパとアルプス独自の事象を描き出す

著者 踊 共二
ジャンル 歴史・地理
テキスト > テキスト(歴史・地理)
出版年月日 2015/03/31
ISBN 9784812215074
判型・ページ数 A5・288ページ
定価 本体2,700円+税
在庫 在庫あり
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目次

序章(踊共二)

第1部 人とモノ

1章 川と湖と峠道――アルプスの政治史(踊共二)
2章 スイス人の戦争と平和――永世中立への長い道のり(森田安一)
3章 工業化するスイス―チューリヒ農村の場合(渡辺孝次)
4章 スイス・アルプスへの旅――アルピニズム・鉄道・観光業(森本慶太)

【ケーススタディ】
アルプスと地中海世界――ジュネーヴからマルセイユへ(深沢克己)
都市民・農民の「名誉」文化――アルプスとその周辺地域(田中俊之)
アルプス環境史の試み――川が結ぶ都市と森林(渡邉裕一)
ヴァチカンのスイス衛兵――その衣装の成立(黒川祐子)
アルプスの少女ハイジ――その世界観と歴史的背景(渡辺孝次)
ホテル経営者ザイラーとツェルマットの観光開発(森本慶太)

第2部 思想と表象

5章 アルプスのルネサンス――南と北のあいだ(踊共二)
6章 宗教改革とカトリシズム――バロック文化の隆盛期まで(本間美奈)
7章 アルプス発の文明批判――ジャン・ジャック・ルソーの世界(小林淑憲)
8章 ヨーロッパ世界のナショナリズムとアルプスの多民族国家(穐山洋子)
9章 アルプス絵画――その形成とたそがれ(岡村民夫)

【ケーススタディ】
中世の巡礼路――銀嶺の世界からサンチャゴへ(猪刈由紀)
異端者たちのアルプス越え――自由を求めたイタリア人(高津美和)
知の交差点――大学と出版の町バーゼル(佐藤るみ子)
飛び交うニュース――フッガー家の通信網とアルプス(栂香央里)
改革思想を歌にのせて――活字と楽譜の伝達力(本間美奈)
調和する不調和――ブルクハルトのヨーロッパ認識とスイス(森田猛)

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内容説明

アルプスは古来より多くの民族・言語・文化が行き交い、時には新しいものが生成されまた内外へと広がっていった。アルプスを軸として交流するヨーロッパ諸地域――スイス・イタリア・フランス・ドイツ――とアルプス独自の事象を描き出す。

【本書の特徴】専門的知識を背景として書かれているが、一般読者・大学生などにも読みやすい本とするため、本文をわかりやすい表現にする、本文中に注をいれない、欧文献には解説を入れる、などの工夫をした。また、アルプス地域ならではの事例を紹介するケーススタディを各部の後ろにまとめている。

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