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保護と遺棄の子ども史

保護と遺棄の子ども史

「保護と遺棄」という観点から、子どもの生存・成長・発達のあり方と家族・社会・国家との関係にアプローチし、歴史的変化を読み解く

著者 沢山 美果子
橋本 伸也
ジャンル 教育
歴史・地理
シリーズ 叢書・比較教育社会史
出版年月日 2014/06/20
ISBN 9784812214145
判型・ページ数 A5・336ページ
定価 本体4,200円+税
在庫 在庫あり
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目次

序(橋本伸也/関西学院大学文学部教授)

■第Ⅰ部 問題群と研究動向

第1章 保護と遺棄の問題水域と可能性
 (沢山美果子/岡山大学大学院社会文化科学研究科客員研究員)

【視角と論点①】福祉国家・戦争・グローバル化――1990年代以降の子ども史研究を再考する
 (岩下誠/青山学院大学大学院教育人間科学研究科准教授)

【視角と論点②】チャリティとポリス――近代イギリスにおける奇妙な関係
 (金澤周作/京都大学大学院文学研究科准教授)

■第Ⅱ部 「捨て子」の救済と保護・養育

第2章 乳からみた近世日本の捨て子の養育(沢山美果子)

第3章 近代イギリスにおける子どもの保護と養育
 (中村勝美/広島女学院大学人間生活学部准教授)

第4章 統治権力としての児童保護――フランス近現代史の事例から
 (岡部造史/熊本学園大学社会福祉学部准教授)

第5章 近現代オーストリアにおける子どもの遺棄と保護
 (江口布由子/高知工業高等専門学校総合科学科准教授)

■第Ⅲ部 「保護と遺棄」の射程と広がり

第6章 「保護/遺棄」の法的基準とその変化――ドイツを中心に
 (三成美保/奈良女子大学研究院生活環境科学系教授)

第7章 慈善行為と孤児の救済――近代イランの女性による教育活動
 (山﨑和美/横浜市立大学学術院国際総合科学群人文社会科学系列准教授)

第8章 「瓦礫の子どもたち」・「故郷を失った若者たち」――占領下ドイツにおける児童保護
 (中野智世/成城大学文芸学部准教授)

【視角と論点③】両次世界大戦期ドイツの戦争障害者をめぐる保護と教育
 (北村陽子/愛知工業大学基礎教育センター准教授)

第9章 戦時期日本における「児童保護」の変容――人口政策との関連を中心に
 (高岡裕之/関西学院大学文学部教授)

【視角と論点④】総力戦体制下における障害児言説と障害児家族の保育・育児
 (河合隆平/金沢大学人間社会研究域学校教育系准教授)

あとがき(沢山美果子)

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内容説明

『福祉国家と教育』に続く、叢書・比較教育社会史(展開篇)の第2巻。

対象は日本史・ヨーロッパ史・イスラム史・法制史など。時代は中世、近代が中心だが、古代・現代も含まれる。

「保護」と「遺棄」という二つの異なる角度、そして両者の関係性に着目しつつ複眼的に、子どもの生存や成長・発達のあり方と家族・社会・国家との関係にアプローチし、その歴史的変化を読み解く。

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