ホーム > 中世チェコ国家の誕生

中世チェコ国家の誕生

君主・貴族・共同体

中世チェコ国家の誕生

大国の狭間で揺れるチェコはなぜ独立した近代国家としてまとまりえたか。日本では数少ないチェコ史の学術研究書。

著者 藤井 真生
ジャンル 歴史・地理
出版年月日 2014/02/28
ISBN 9784812214046
判型・ページ数 A5・432ページ
定価 本体6,600円+税
在庫 在庫あり
この本に関するお問い合わせ、感想
 

目次

序論
 第1節 チェコとボヘミア、モラヴィア
 第2節 チェコと帝国の関係
 第3節 貴族身分の成立をめぐる議論
 第4節 貴族共同体論

第1章 一二世紀以前のチェコ社会と貴族層の成立
 第1節 プシェミスル朝の成立
 第2節 一二世紀までのチェコ社会
 第3節 『コスマス年代記』における有力者
 第4節 私有所領の形成
 第5節 証人としての活動
 第6節 宮廷官職と城代

第2章 中世チェコにおける有力家門の形成過程
 第1節 中世チェコにおける貴族家門とは何か
 第2節 有力家門の系譜と所領
 第3節 貴族家門の構造
 第4節 有力家門の人的結合関係

第3章 教会領および地方統治に対する貴族の関与
 第1節 「王権と貴族の対立」の時代
 第2節 チェコにおける教会制度の展開
 第3節 オンジェイ事件とその後の実態
 第4節 「貴族」層の内実と王権との関係
 第5節 一三世紀の上級貴族と城伯職

第4章 王権の政策における都市の役割
 第1節 チェコの中世都市研究の整理
 第2節 プシェミスル・オタカル二世と都市
 第3節 君主の領域支配と都市という空間

第5章 一三世紀後半の政治状況にみる貴族共同体
 第1節 「貴族共同体」の形成をめぐる論点
 第2節 チェコにおける「集会」の変遷
 第3節 一三世紀後半の国王統治と貴族
 第4節 一二八一年の「貴族共同体」の実相

第6章 中世チェコにおける王国共同体概念の比較史的検討
 第1節 中世チェコ史研究における共同体概念
 第2節 『いわゆるダリミル韻文年代記』の描く「共同体」
 第3節 中世チェコの国家イデオロギー
 第4節 東中欧における共同体論の可能性

結 語

このページのトップへ

内容説明

過去の歴史にあって東西の狭間で揺れた中央ヨーロッパ。

その一角を占めるチェコも、常に大国の力によって翻弄されてきた。

そのチェコが近代国家として一つなり得る歴史的ルーツはどこにあるのか。歴史的経緯を中世まで遡り、描き出す。

このページのトップへ