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はじめて学ぶ日本外交史

はじめて学ぶ日本外交史

私たちの日常はもはや国際関係と切っても切り離せない。日本の「今」を知るために、これまでの外交と国際関係について考えてみよう。

著者 酒井 一臣
ジャンル 社会
歴史・地理
テキスト > テキスト(歴史・地理)
出版年月日 2013/04/30
ISBN 9784812213186
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 1,980円(本体1,800円+税)
在庫 在庫あり
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目次

0 序 外交史をまなぶ 「今」を理解するために

■第1部「開国と文明国標準」
1 江戸時代は理想郷? 内向きの日本
2 クジラを捕りたい! ペリー来航の背景
3 ワシントンの日本人 幕末の武士、アメリカに行く
4 敗北の教訓 四国艦隊下関砲撃と薩英戦争
5 岩倉使節団のみたもの 中央集権への道
6 万国公法は一門の大砲にも劣る 国家の対等を約束する国際法の現実
7 鹿鳴館外交 悲願の条約改正問題
8 はじめての「遅刻」 文明開化の社会史
9 脱亜入欧 東アジアと日本

■第2部「一等国への道」
10 他策なかりしを信ぜんと欲す 帝国主義の世界
11 大英帝国の番犬 日英同盟の意味
12 日本人は白人か? 田口卯吉の日本人種論
13 幻のハーグの平和 ハーグ平和会議における日本の大勢順応外交
14 ポーツマス条約の効用 大正デモクラシーへ
15 個人誕生 明治時代の「新人類」
16 大正の天佑 第一次世界大戦と日本
17 排斥される日本人移民 彼らは棄民だったのか
18 南洋「土人」へのまなざし 日本の植民地統治

■第3部「国際協調主義はなぜ失敗したか」
19 新しい外交方針 イラク戦争の起源
20 ワシントン体制 旧外交と新外交のはざまで
21 戦争を廃絶できるのか 戦間期の苦悩
22 皇太子海を渡る 天皇と政党政治
23 軟弱外交と強硬外交 国際協調主義とはなにか?
24 「金」こそすべて 不況が招く戦争
25 0.25%の攻防 ロンドン海軍軍縮条約
26 満州事変 悲劇への序章
27 国を焦土にしても 孤立は避けられたのか?

■第4部「敗戦と2度目の開国」
28 オーストラリアのホンネ 親善外交の限界
29 決められない政治の結末 日中全面戦争へ
30 大東亜共栄圏 アジアと日本
31 聖断 敗北のとき
32 戦争と「日本人」 強制された移動
33 ペリーの旗 第二の開国のとき
34 憲法はアメリカ製か? 戦争放棄という決断
35 「防波堤」日本 再軍備への道
36 吉田茂の決断 ワンマンの打算

■第5部「経済大国への道」
37 軍服をスーツにかえて 賠償と経済進出
38 ゴジラ出現! 反核・反米・ナショナリズム
39 アメリカは日本を守ってくれるのか 安保改定
40 高度経済成長 世界第2位の経済力
41 戦後の終わり? 沖縄返還
42 日中国交正常化 喧嘩は終わりましたか?
43 象徴という立場 昭和天皇の外交
44 ロンとヤス 「同盟」のゆくえ
45 アジア勃興 文明国標準は終わったのか

各国の経済力の変遷
戦後日本経済表
日本の領土地図
内閣総理大臣および外務大臣一覧表
もっと学びたい人のために(参考になる書籍紹介)

あとがき

人名索引
事項索引

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内容説明

【本書の特徴】
●外交に興味がある人だけではなく、大学受験や高校の社会でも読んでほしい1冊

●1項目4頁見開き×45項目構成で、興味のあるところから読むことができる

●重要項目は本文内で太字になっており、項目の最後でくわしい説明を入れている

●項目ごとに、比較的安価で手に入れやすい推薦文献が挙げてある

●歴代総理大臣と外務大臣一覧、各国GDP、当時の情勢を知るための時代別地図付

【内容紹介】
はじめて日本と外国のかかわりについて学んでみようと思った人や受験対策にも役立つ1冊。
グローバリゼーションが進み、私達の日常は国際関係と切っても切り離せないものになった。
日本の「今」を知るために、これまでの外交と国際関係について考えてみよう。
読みやすい1項目4頁構成で、興味をもった項目からすぐ読める。
とてもやさしい文章で解説しており、基本的な語句解説もあり初学者に最適。

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