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現代オセアニアの〈紛争〉

脱植民地期以降のフィールドから

現代オセアニアの〈紛争〉

「楽園」のイメージが強いオセアニアの〈紛争〉はあまり知られていない。フィールドでの調査に基づき現代オセアニアの側面を描く。

著者 丹羽 典生
石森 大知
ジャンル 人類学
出版年月日 2013/03/25
ISBN 9784812212554
判型・ページ数 A5・320ページ
定価 3,300円(本体3,000円+税)
在庫 在庫あり
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目次

 序 章  現代オセアニアの〈紛争〉植民地期以降のフィールドから

第Ⅰ部 メラネシア―パプアニューギニア
概説  パプアニューギニアにおける紛争の現状/深川宏樹
 第一章 首都ポートモレスビーの都市開発と部族抗争/岩本洋光
 第二章 ニューギニア高地における部族間抗争の変容/深川宏樹
 第三章 ブーゲンヴィルの危機と平和への歩み/宮澤優子

第Ⅱ部 メラネシア―島嶼部
 第四章 ソロモン諸島の「民族紛争」と現代的諸問題/石森大知
 第五章 フィジーにおけるクーデタの連鎖/丹羽典生
 第六章 ニューカレドニアの独立問題とその後/尾立要子

第Ⅲ部 ミクロネシア・ポリネシア
 第七章 パラオ 自由連合協定をめぐる対立と社会不安/三田貴
 第八章 トンガ王国の首都暴動と「民主化」への流れ/比嘉夏子
 第九章 フランス領ポリネシアにおける核実験のへの抗議暴動と独立運動/桑原牧子

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内容説明

「楽園」のイメージが大きいオセアニア。しかし実際には政治的対立を背景にした〈紛争〉が繰り返されている。若手研究者のフィールドでの調査に基づき、現代オセアニアの知られざる現状を描く。

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