目次
第1章 東アジアの経済発展と環境政策形成の推進力
第2章 環境政策の基礎
第3章 東アジアにおける環境政策および環境政策手段の展開
第Ⅱ部 各国の環境政策――特徴・展開・課題
第4章 日本――環境政策の先進国から課題先進国へ
第5章 韓国――民主化とともに進化した多様な環境賦課金
第6章 台湾――公害紛争処理から制度化された環境政策へ
第7章 中国(I)――権威主義的開発体制下の工業化と環境政策
第8章 中国(Ⅱ)――トップダウン型森林環境政策の行き詰まり
第9章 タイ――エリート民主主義が阻んだ環境政策
第10章 インドネシア――開発から環境保護への転換
第11章 ベトナム――環境行政の始まりと環境政策の課題
第Ⅲ部 東アジア共通の課題への政策対応
第12章 資源循環と国際貿易
第13章 気候変動政策
第14章 東アジア地域における環境政策の共通化――期待と課題
内容説明
日本を含め東アジア諸国の大学生がともに環境政策を学ぶために、初めて編まれた初学者向けテキスト。各国の環境政策の展開を、それぞれ顕著に現れた環境問題への対応、開発・経済成長至上主義からの転換という観点で分析。東アジア環境共同体の実現にむけて。
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